古楽夢 ~拾壱~

古楽夢(拾壱)

岐阻路之駅 本庄宿
神流川渡場/英泉画

日本橋より86.5km

 参勤交代の大名行列が橋をわたって行く。右端には常夜灯が。背景の山は上毛三山で、左から妙義山、榛名山、赤城山。さらに妙義山の後の山は信州の浅間山(写っていない)、赤城山の後の山は、奥日光の白根山であろうと云われている。いよいよ山々が見えてくる旅となる。


江戸グッズ  お守り刀のご紹介

短刀銘:波平住大和守平行安 明治二年二月造(1882年己巳)

行安 還暦時の作刀

新々刀 薩摩の刀工  鵜の首造り 刃長八寸八分


寛永通宝当四銭

寛永通宝当四銭・裏面


波平行安は波平の祖・正国から六十三代目を継ぐ伝統の鍛冶師

文化六年(1809年己巳)生~明治15年(1882)没年 享年73歳

「波平らかにして行くこと安らか」と読めることから海上安全の信仰が生まれ大変縁起の良い刀銘で好まれている。

行安・還暦時の作刀で八寸八分の末広がりの刃長と、㈱レオマックス創立の年が還暦時であったことが重なり会社の安全安泰を祈念し「守り刀」としてお祀りしております。