古楽夢 ~拾~
岐阻街道
深谷之駅/英泉画
日本橋より75.1km
繁盛していた深谷には、飯盛り女が多かったらしい。
彼女たちの出勤風景。
江戸古銭のご紹介
嘉永一朱銀
嘉永6年(1853)6月3日
浦賀沖に黒舟来航の翌年、嘉永7年1月21日に発行されたのが嘉永一朱銀であり、お台場に砲台が築かれた時期に相当する。
天保二朱判金
天保3年(1832)9月3日から鋳造が始まり、同年10月24日より発行され慶應2年5月末まで、通用期間は比較的長いものであった。
寛永通宝当四銭
裏面
裏面の21波は、翌年11波に変更されました。
明和5年(1768)に発行開始された四文銭はこれまで例のない真鍮の大型銭です。
裏面に青海波(せいがいは)を描いた斬新なデザインです。
発行時には黄金色に輝いていたことでしょう。
大量に出ていた鉄の銭にうんざりしていた庶民に 歓迎されました。
ものの値段に4の倍数が多くなりました。例えば、団子は一串に5つで5文でしたが、 4つで4文になったそうです。