古楽夢 ~五~

古楽夢(五)

木曾街道 大宮宿
富士景色/英泉画

日本橋より29km

 街道に植えられた桜が満開で気候は冬から春に向かいつつある。富士山も裾野の方から雪が溶けて黒い地肌を見せてきている。農夫が竹かごを背負った少女を従えて家路を急ぐ。


江戸グッズ 矢尻図鍔のご紹介

銘:自立斎友英(花押) 肥前国 長崎 良工

竪丸形 鉄地 薄肉彫 象嵌色絵 角耳小肉 無櫃孔

古楽夢(五)
古楽夢(五)

「財団法人 日本美術刀剣保存協会」特別保存刀装具鑑定書付

古楽夢(五)

肥前忠吉の拵えです

友英の鍔と揃金具一式が付いています


自立斎友英は肥前国長崎の上築後町永昌寺境内、東中町、天草島本戸村住。

弘化四年(1847)五月十日に天草島で七十歳にて没し、長崎の深崇寺に葬られております。